「子育て 読み聞かせ Advent Calendar 2013 - Adventar」の17日目のエントリーです。
前日は、@quindim(id:quindim)さんの「「しろくまちゃんのほっとけーき」のススメ - QUINDIMジンジン」です。
アドベントカレンダーは子どもの時からの憧れです。
そのアドベントカレンダーの一部になれる企画があると知ったので、今回参加します。
私は小学生低学年を対象に読み聞かせボランティアをしているので、今年読んだ本で子ども達の反応が良かった本を3作品紹介します。
※Amazonアソシエイトに参加しているので、アフィリエイトが気になる人は気をつけてください。
1.ちょっとドキッとする本
どこいったん
長谷川義史さんの翻訳絵本です。
関西弁のクマが、なくした帽子の行方を色々な動物に尋ねる本です。
第5回「MOE絵本屋さん大賞2012」2位受賞作品です。
図書館でなかなか予約が取れずに購入しました。
最後がなんともブラックです。
読んでいる途中はみんな笑っていたのに、読み終わった後シーンとなります。
そしてうさぎの行方について、みんなザワザワし始めます。
- 作者: ジョン・クラッセン,長谷川義史
- 出版社/メーカー: クレヨンハウス
- 発売日: 2011/11/25
- メディア: 大型本
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同じ作者&翻訳者のちがうねんも読みました。
こちらは帽子を盗んだ側の視点で話が展開されます。
小さな魚が盗んだ帽子を自宅まで無事持って帰れるのか…。
これも同様にブラックユーモアです。
子どもたちの反応もやはり同じでした。
- 作者: ジョン・クラッセン,長谷川義史
- 出版社/メーカー: クレヨンハウス
- 発売日: 2012/11/11
- メディア: ハードカバー
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2.家電が話し出す本
れいぞうこのなつやすみ
父ちゃん、母ちゃん、僕の三人家族の家の冷蔵庫が突然喋り出して、夏休みを要求するという話です。
水着を着た冷蔵庫とプールに行くのですが、はたして…。
全編関西弁で繰り広げられ、軽快な調子で会話が進みます。
- 作者: 村上しいこ
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2013/08/09
- メディア: Kindle版
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これはシリーズもので、以下の本も読みました。
おおむね子どもたちには好評で、家電たちが大暴れするところが一番盛り上がります。
大暴れ度は秋>夏>冬でした。
ちょっと文章が多いので読むと15分ぐらいかかります。
シリーズものといっても一冊完結型なので、どれから読んでも問題ありません。
↓炊飯器が秋休みを要求して、運動会に出場します。
- 作者: 村上しいこ
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2013/08/09
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↓ストーブが冬休みを要求して、家族で一緒にスキーに出かけます。
- 作者: 村上しいこ,長谷川義史
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/12/07
- メディア: 単行本
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3.学校にある身近なものの本
そらとぶこくばん
2年1組の黒板が自分の置かれている状況に不満を持ち、王様の食卓になるべく旅をするお話です。
空を飛び、海を流れ、最後はどこにたどり着くのか…。
同じリズムで淡々と続くので、反応が悪いのではないかと思っていたのですが、子どもたちは食い入るように聞いてくれていました。
今年一番予想外な反応の本でした。
いつも身近にある黒板の行方が気になったのかもしれません。
- 作者: ねじめ正一,山口マオ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2004/04/30
- メディア: 単行本
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明日はまだブログを書いてくれる人が決まっていません。
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子育て 読み聞かせ Advent Calendar 2013 - Adventar
12/30追記:18日分も自分で書いてしまいました。良かったらそちらもご覧ください。
今年子どもと寝る前に読んだ本 - 今日一番おいしかったもの