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今日一番おいしかったもの

クックパッドを使った料理、映画やゲームの感想などをアップします。

アナと雪の女王に思う丸くなった私

3月末に見に行ったアナと雪の女王が毎日ニュースに取り上げられるほど大盛り上がりです。
へそ曲がりな性格なので早めに見に行って良かったと思ってます。
多分今誰かに見に行こうと言われても難癖つけて純粋に楽しめなかっただろうと思うので。

そもそも私は流行りものが嫌いなので、子どもが産まれるまではこんなこと言ってました。

私「あのネズミはバックステージで毎夜札束を数えてるんだよ!!!」
友「はいはい…」

友「Dストアーに行きたい。」
私「ごめん。あそこに入ると鳥肌立つからお店の外で待ってるね。」
友「…」

友「出産祝いのぬいぐるみ、あんたネズミ系は無理だから蜂蜜好きすぎるクマの友達のトラにしておくね。」
私「ありがとう。分かってるね~。」
友「それはもう散々…」

流行りものに乗りたくなくて、おかしな方向にこじらせすぎた青春時代ですね。


子ども産んだ後、知らぬ内にアンパンマンが幼い子供の心の片隅にスッと存在するように、あのネズミも勝手に入り込んできてました(出産祝いまでキッチリ断ったにも関わらず)。
一時期コレ↓に子どもがはまり、マウスケツールと叫びまわる日々。

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この頃にはもう尖るのも面倒になり、ネズミの好きにさせていました。
子どももトムとジェリーなども好きになりつつ、たまにディズニーの世界に帰ってくる感じで過ごしていました。

アナと雪の女王を見行ったきっかけは以前の感想にも書いた通り、ディズニー系チャンネルでレリゴーロングCMを見たからです。
アナと雪の女王(日本語2D版) 見てきました - 今日一番おいしかったもの

もし、まだまだ尖っていたらディズニー系チャンネルを子どもに見せていなかったかもしれないし、映画なんて行かなかったかもしれません。
自分もずいぶん丸くなったなと思います。
しかも見終わった後、感動してもう一度見たいと思ったり、その足でサントラCDを買うなど、昔の私なら考えられません。
友達も今の私を見たらあまりの変わりように卒倒するかもしれません。


色々な感想や見方が出てますが、私は一体アナと雪の女王の何がそんなに良かったのか思いだしてツラツラ書きたいと思います。
以下は思い出せる限り時系列でネタバレ感想をするので続きを読むで畳みます。
すでに見た人&ネタバレOKな人だけご覧ください。
ダラダラ要点もなく長いです。





子どもの頃~レリゴー歌うまで

前の感想にも書いたんですが、異能の力を持つ姉エルサに感情移入して見ていました。
妹傷つけて引きこもって常に不安定なエルサを見て、宮部みゆきクロスファイアを思い出して勝手に思い出し切なさに襲われてました。

この話題とは全く関係ないですが、宮部みゆきの映画やドラマはどうしてああなっちゃうんだろう。
この間やっていた名もなき毒は結構良かったですけど。

で、不安定な子ども達を残して両親はいなくなるじゃないですか!絶望的!!(でもこれがないとストーリーが進まない)
雪だるまツクローって歌うアナも切なくて、子ども産んで涙腺弱いおばちゃんの心はここでガシッと掴まれたわけです。

エルサが無事女王になることになり、お城を久しぶりに開けるのですが、その時の2人の対照的な歌も良かったです。
で、この辺からこれはミュージカルだわ。うちの子どもは最後まで耐えられるのか??と心配になってくるわけです。
そして王様亡き後、誰が摂政してたのか?と気になるのですが、ここは気にしたら負けだと思い、忘れることにします。

CMの知識しかない私は、ハンス王子が出てきてアレ?と思うわけです。これがあの不細工な感じになるのかな?と(クリストフ不憫)。
バカップルの歌も明るくていいですね。
ミュージカルは苦手でマクロス7とか歌いだすとチャンネル変えてましたけど、ここら辺まで問題なく見てました。

出会ったその日に婚約しちゃうアナを見て、なんとなくこの子も危ういと心配になり始めます。
案の定、エルサ姉ちゃんはイライラして不安定になって冷凍ビームを発して山に逃げます。

ここでレリゴー。
子どもが一番好きなシーンは足をダンってやって氷の城をムキムキ出すところらしいです。
あの悪い顔がいいらしいです。私にはいたずらっ子の顔に見えました。

服を脱ぎ脱ぎして髪もバサバサして寒くないわって言いながら扉閉めちゃうんですが、ここで私はキュンとなりました。
開放感に溢れたレリゴー歌い終わって結局引きこもってるんですもん。
卑下していた部分を自分で認めることはできても殻を破ることができず、他人を拒絶する。
現在進行形で引きこもり主婦な私は、この扉バタンでああーってなったのでした。

アナ旅立ち~ハンス王子裏切りまで

アナがハンス王子に全権委任して旅立つ所に疑問を持ちながら(これがないとストーリーが進まないんだよと自分に言い聞かせ)、不憫クリストフ登場。
陽気な雪だるまのオラフも出てきます。

無神経にガッツガツアナに入ってこられて、折角安定していたエルサ姉さんが再度イライラしだしてああーって思います。
この2人お互い仲良くしたいはずなのに何なのって。

岩の人達の歌のところは正直退屈でした。私の嫌いなタイプのミュージカルでした。

ハンス王子が裏切ると思ってなかったんでちょっとビックリしました。
分かりやすい敵役は小さいおじさんが全部持って行ってくれるものだと思っていたので。
ここまでは、ハンス王子とエルサがくっついて、アナとクリストフがくっつくのかと思ってました。
男を取り合う姉妹なんてディズニーではやりませんよね。ハハハ。

ここでアナが扉に寄りかかる所は、エルサが一人で部屋に引きこもっていた時と同じだったので演出がうまいなと思いました。
子どもはハンス王子を見る度に詐欺師と言うようになりました。

終わりまで

エルサの心情に合わせて吹雪がドンドン酷くなる演出が良かったと思います。
これがあるから、詐欺師ハンス王子が「アナは死んだ!」って言った時にパッと吹雪が止まる演出が光りますし、ストーリーも進みます。

アナが氷漬けになっちゃうところで、多分どうにかなるんだろうなと思いつつ涙腺弱い私と後ろで大泣きする幼稚園児。
なんとなくうちの子も泣いている気がします。

これきっと家で見てたらここまで良いと思わなかったかも。
映画館での会場の一体感も一役買っているかもしれません。

エンドロール後の雪お化けのトゲトゲがなくなって、エルサの不安さも解消されたことが明示され、ホッとして劇場を後にしました。

結局適役以外はみんなハッピーエンドで実にディズニーらしい映画でしたが、そんなこんなでとても楽しく見られたのです。

レリゴーで折角解放されたのに最終的にはお城に戻ってきてしまった優等生みたいな感想を読んで、自分が気づかなかった所に映画を見た後で気づけるのも面白いところです。
見る人の立場や年齢によって様々な見方で楽しめる作りになっているのが素直にすごいなと思いました。