今日一番おいしかったもの

クックパッドを使った料理、映画やゲームの感想などをアップします。

初めて小説を書いたので色々メモ

小説を書いて応募してみました。
第1回upppiライトノベルコンテスト~オフィスラブから異世界トリップまで! おしごとラブコメ大募集~|電子書籍投稿・編集サイトupppi


小説を書いたのは初めてです(正確には2本目だけど、1本目は漬物石で漬けていて未公開)
初心忘るべからずってことで、その時に参考にしたサイトや書籍・作成時間などをまとめたいと思います。
作品のURLは恥ずかしいので最後につけます。

長くなったので内部リンクはりました(自分用)。

  1. 経緯
  2. 参考にしたサイト・書籍
  3. 作成方法と作成時間
  4. 書いてみて思ったこと
  5. 応募した作品について

1.経緯

とても不純な動機ですが、賞金が欲しかった。これに尽きます。
すごく舐めた考えで、『原稿用紙200枚書いて1番になれば200万円貰えるのか』と思い、4月ぐらいからとある賞に送る用の小説を書いてました(これが1本目)。
でも、200枚書くのはとても大変で、書いても150枚ぐらいにしかなりません。
他の賞に送ろうにも、プロットも書かずに書いた小説のどこを直していいのか分からず、どうしたもんかなと思っていたところ、upppiの募集を見つけたのです。

賞金こそ少ないですが、最低2万文字なら書けそう(原稿用紙50枚相当)。
7月初旬の頃は、応募作品少なかったので目につきやすいかもと思い、締め切り2週間前に応募しようと決意しました。
目標立てて、それに向かってコツコツ作業するの大好きです。

というわけで、
当初の目的が、『お金が欲しい』から『自分で立てた目標を達成したい(あわよくばお金が欲しい)』にシフトチェンジしたのでした。

2.参考にしたサイト・書籍

Webサイト

ツール系サイト

日本語文章校正ツール - フリーで使える表現チェック・文字校正支援Webツール
文章がおかしいところや常用外漢字を指摘してくれるサイトです。
会社のWebサイトを更新する時にも良く使っていました。

小説形態素解析CGI(β) - E.N.Nach
その小説の傾向を分析してくれるサイトです。(文字数制限があるので少しずつコピペする必要あり)
地の文と会話文のバランスを見るために使いました。

原稿用紙カウンター
原稿用紙何枚分かを記載するように書いてある賞に応募しようと思っていたので、使用していました(印刷して提出する用紙は400字詰原稿用紙形式じゃない所が多い)。
ここの広告欄に今回応募したupppiの広告がなかったら、きっと今だに公開せずにいたと思います。

総合的な指南サイト

新人賞をとって作家になる!
各賞の傾向についてまとめてあります。

ライトノベル作りの基本 | 一味違うライトノベル作家を目指す!
ラノベの書き方についてまとめてあります。
ここのWordの使い方は知らなかったことが多かったので、助かりました
(最終的にはテキストエディタで書くことになるのですが)。

文章をより印象的にする手法 | Real Create -小説の書き方講座-
文章表現について色々。でも全く活かせてない気がする

プロの校正者は小説のどこをチェックしているか | ガールズ・ラブ&心霊学園ホラー『天使の街』:オフィシャル・サイト
統一する表記やキャラクターの呼び方などを資料にしてまとめておくと良いことが分かりました。

投稿サイト

即興小説トレーニング
今度練習として使ってみようと思ってるサイト。

書籍

Amazonアソシエイトプログラムに参加しているので、下記リンクからAmazonに私のIDつきで飛びます。気になる人はご注意を。

5枚童話の創り方―誰にでも書ける

5枚童話の創り方―誰にでも書ける

最初にすごい量の推敲ページがあったので、勉強なるかもと思って手にした本。
この本は原稿用紙五枚分の童話を書くための本なのですが、物語の作り方の基本に関しては同じだと思いました。
学校から帰宅した子どもたちの面白い話を聞き逃さないようにする話もあって、お母さん本として読んでも面白かったです。
三章のアイディアノートのまとめ方はとても役に立ちました。
特に響いた言葉は次の通り。

・常にアンテナをはる
・大事なことは必ず最後まで書き終えること。途中で面白くないと思っても書き上げること。
・書き上げたら楽しんで推敲作業をして面白いものを仕上げる。
・落選して落ち込まない方法はガッカリする間もないほど次々に応募しておくこと
・毎年行われるコンクールには必ず送る習慣をつけること


「物語」のつくり方入門 7つのレッスン

「物語」のつくり方入門 7つのレッスン

プロットやキャラクターの作り方を講座風に書いてある本。
講座風なので読みやすいです。書きたいけど全然取っ掛かりを見いだせない人が、手を動かしながら読む本だと思います。
特に良かったのは、Lesson6のアクションとリアクションで物語ができていると書いてあった部分です。プロット作成に大変役立ちました。
Lesson1の自分がこれまで読んだり見たりした小説・漫画・映画・ドラマの作品を書きだしておくこと(自分の好きなパターンを知る)も良かったです。
ネタに詰まった時などに使えそうです。


新版・小説を書きたい人の本

新版・小説を書きたい人の本

上記2つを簡潔にまとめたような本です。
応募する際の原稿の綴じ方や注意事項などが書いてあります(ここは上記2つにはなかった)。

3.作成方法と作成時間

作成方法

ネタ出し

「しりとりの戦いかた」 「100円ノートの超メモ術」 ほか - はてブのまとめで紹介されていた100円ノートの「超メモ術」を参考に、最近思い付いたことをなんでもメモするようにしていました。

いまだにRDG(レッドデータガール)にはまっている私は、コミックス4巻の巻末についていた書き下ろし小説を読んで、深雪君の不憫萌えにいたく感動しました(荻原先生、深雪君視点でもっと書いてください)


でも、他力本願は難しい。ならば自分で書けばよいとメモしていたのです。
これがupppiの応募要項と合致したので、書き始めることにしました。
ネタの書き方としては、『5枚童話の創り方―誰にでも書ける』のアイディアノートを参考にしてます。

『超メモ術』には、メモ帳は端をちぎるとよい(まっさらなページにすぐにアイディアを書き込めるため)とありましたが、私はちぎらずに折るのが良かったです。たぶん紙やノートの性質による気がします(めくりやすさ第一)。

↓こんな感じ

プロットの書き方

『「物語」のつくり方入門 7つのレッスン』に書いてあった通り、アクション→リアクションの繰り返しになるように色違いの付箋紙を使ってノートに貼っていましたが、前からiPadに入ってたこのアプリが便利だと気づきました。

iBrainstorm

iBrainstorm

  • Universal Mind
  • 仕事効率化
  • 無料

こんな感じです。
左上から順番に並んでます。水色の二重線は章の切れ間です。
橙:過去を思い出すシーン / 黄:アクション / 緑:リアクション / 赤:ポイントとなるアクション

↓書き始め時のプロット(赤い色で囲っているのは、作りこみが甘いと認識しているところ)

↓書き終わった頃(紫と水色は結局書かなかった。書き始めの赤い囲み部分が埋まって付箋紙の数が増えた)

その他作った資料

・各キャラの設定箇条書き(部活・成績・身長・身体的特徴・性格)
・呼び方一覧表
・クラスメイト名一覧(適当に書いたので被ると大変)

上記をEvernoteで管理していました。
OneNoteがパソコンに入っているので、使ってみましたがイマイチ良く分からず。
アプリさえ入れておけば思い付いた時にスマホからもアップデートできるのが良いですね。

作成時間

おおよその時間です。

作成期間

7/7~7/14

プロット作成時間

3.5時間(脳内でゴニョゴニョしていた時間は含まず)

実際書いた時間(調べもの・推敲含む)

31時間(計29730文字)

5章構成で毎日1章ずつUPしてました(終章は完全に蛇足)。
1章:3,717文字 4時間
2章:4,081文字 4時間
3章:5,267文字 5.5時間
4章:6,152文字 6時間
5章:9,051文字 9時間
終章:1,420文字 2.5時間

うーん。こうしてまとめてみると、書くのがとても遅いのが良く分かります。
毎日UPするので、その都度推敲しているんですが、平均すると1時間で1,000文字。
原稿用紙3枚弱しか書けていないことになります。

4.書いてみて思ったこと

楽しい。
自分の頭の中で描いた場面やキャラクターを文字にするのがすごく楽しかったです。
最近思い付いた愛着のないキャラクター達なのに、わが子のように愛おしい。

これなら子どもの頃から空想していたあの話だって、今だったら書けるんじゃないかって気がしてきます。
楽しい趣味が一つ増えたって感じです。
脳内に生きるキャラクターを全部書ききるまでは死ねないっていうライフワークができました。

でも、文章力というか行間を埋める能力が全くなっていないので、自己満足から他人も楽しめる文章を書けるようにしたいなと思います。
読書&勉強あるのみ。

5.応募した作品について

投稿したのはコレです。
『お前の名前なんか絶対呼ばない』|upppi(ウッピー) - 7054
素直になれない系男子高校生が、学校生活(委員会や修学旅行、文化祭)を通してラブコメする話です(言ってて恥ずかしい)。

企画者側としては、WORKING!!とかサーバント×サービス的なものを要求していたと思うのですが、そんなネタはなかったので、こんな感じに収まりました。

2週間たって読み直すと、酷いもんです。
まだ1章しか読んでないのに、10個ほど単純な表記ミスを見つけました。
何度も推敲したはずなのに…
書き終わった後は頭が冷えてないので全く推敲できてないと分かりました。
これからは締め切り2週間前には仕上げて、時間をおいてから声を出して読むべきですね。反省 (しかし、Wordにはもっと仕事をして欲しいところ)。


その他既に分かっていて直したいところ。
・自分の脳内映像が完全に文章化されてないから他の人が読んでも伝わらない
・超絶圧縮されていて、1場面が短い(たくさん書く時間と力量がなかったのです)
・人物描写がかなり抜けている(主人公の描写が全く入ってないことに気づいた!)

一言で言うと、
背景真っ白で、へのへのもへじな人達が会話している小説って感じですね。

今回の目標設定として以下のように考えていました。

  1. 5日間でプロット通りに書き上げる(2万字以上)
  2. 募集期間中(~7/16)までに☆を1つ以上ゲットすること
  3. 審査期間中(~8月末)までに2の状態より変化していること。閲覧数が200以上になること
  4. 賞金が貰えること


1、2は達成できたので次は3です。1章の表記ミスがあるので4は駄目だと思ってます。
審査期間が終わったら修正できるので、それまでに再推敲して次にいってみようと思います。

ちなみにノミネートされている中で面白かったのはこれです(他の人のはまだ読めてなかったり途中で断念したり)。
『寿司屋とジュリエット』|upppi(ウッピー) - 6858

ノミネート一覧にはないけど、この人のも面白かったです。
応援していたのに一覧から外れてしまってちょっと悲しいです。
『ホームセンター戦記』|upppi(ウッピー) - 6530



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