はてな界隈でもイカの記事で盛り上がっている中、1か月前に発売されたゼノブレイドクロスのプレイ日記を長々と書きます。
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2015/04/29
- メディア: Video Game
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実は、メインストーリーは4分の3ぐらいまで終わっています。
ブログ用に主人公(アバター)の写真撮ろう → 電源つけたら数時間ミラに居た
ブログ用に風景の写真を追加しよう → 電源つけたら数時間ミラに居た
そんな感じでプレイ日記が書けずじまいだったのです。
とりあえずここまでプレイした感想をさらっとまとめるとこんな感じです。
探索
『星ひとつ作った』は本当だった。ミラの探索が楽しい。
特に感心するのは原生生物がそれぞれ生きている感じがするところです。
一生懸命穴掘りしている原生生物。ちょっかい出したらこっちが死ぬ
壊れた車に向かって突撃の練習をしていたり、水をガブガブ飲んでいたりしているのを見ているだけでも楽しいです。
別の世界に遊びに来ている感じがします。
結構険しい山もジャンプで行けます。
最近ゲットしたドール(ロボット)だと、より早く高く移動できるようになり、世界がまるっきり変わるのも面白いところです。
ドールで空を飛べるようになったら、また別の世界が見られるのかと思うとワクワクします。
ストーリー
なんとなくゼノサーガEP1の再来な気がする。
ネタバレは極力避けているのですが、12章で終わるという情報はゲットしました。
8章が終わった状態なのですが、あと4章で色々まとまるとは思えない……
ゼノサーガEP1と同じ匂いがします(鍛えられたゼノ信者脳)。
最近プレイしたゲームだと、エンドオブエタニティと同じ傾向(ストーリー <<< 戦闘)。
『ゼノブレイド』という名がついているので、前作と同じようなストーリー構成や演出を期待してしまいがちですが、5章を過ぎた辺りでやっと踏ん切りがつきました。
そういうゲームじゃないと。
ゼノギアスからゼノ作品をプレイしているとなんとなく予想がつく*1のですが、前作のゼノブレイドしかプレイしていない人からすると、評価が下がりそうな作品だなと感じました。
なぜ5章で踏ん切りがついたのかは、後述するプレイ日記で(ネタバレ含む)。
音楽
私が見るアニメでたびたび聞く澤野弘之さんが担当。
NLA(主人公たちの拠点・ニューロサンゼルス)の夜の曲が、私の中で不評です。
あの曲がかかると、子どもがニヤニヤしながら『ハッ!ハッ!』と合いの手を入れてくるので、イラっとします。
フィールドの曲とOCGの曲は結構好きです。
UI
前作も装備回りのUIの煩雑さが気になっていましたが、今作はやることが増えたのにUI周りが全然進歩していないのでダメダメさが際立ちます。
だれか優秀なUIデザインできる人を雇ってください(切望)。
イベントシーン
自分でカメラが動かせるんです。
最初はすごいなと思っていたのですが、よく考えたらキャラ棒立ち……
この苛立ちを楽しみに変える方法を編み出しました。
イベント時はお尻にフォーカス!!
右上にカメラマークがある時は自分で視点を変えられる
モノリスさんのすごいところはお尻のモデリングです。
これはどんどん進化しています。
お尻ウオッチポイントを探すことができるのです。素晴らしい!!
まぁ、最近はL1ボタンをおしながらRスティックで自分視点にして、話している人の顔を見るようにしています。
たぶんそっちの方が物語のつくり的にも感情移入できる気がするので。
たまにお尻ウオッチングです。
というわけで、これだけ書くと良くない点が多そうなダメなゲームのように思えるかもしれません。
でも、とりあえずミラに行きたい。ブレイドの仕事してくる!って気持ちでいっぱいになるので、面白いんです。
ゲームする じゃなくて ミラに行ってくる なんです。
多分合わない人はとことん合わない。
ついていけるものだけがついてこい。そんなストイックなゲームな気がします。
そして合っている人の時間を容赦なく奪い取っていくスルメゲー。
景色を堪能しながら、強敵を倒して、クエストこなして調査率100%を目指す。
ここに楽しみが見いだせれば、その人にとっての良ゲーになると思います。
ただし文字の小ささだけは直してほしい(切実)。
ここからは1章から5章までの感想です。
ネタバレ含むので注意。
メインストーリー感想
プロローグ
地球が他の異星人同士の争いに巻き込まれドカン!!
2年後、逃げ延びた白鯨もとうとう見つかりドカン!!
未知の惑星<<ミラ>>に落ちる。その2か月後、浅黒美人なエルマさんにポッドから救出されるが、主人公は記憶喪失。
ふたりで一緒にNLAを目指す。
アバターを男性にするか女性にするか悩んだ結果、女性にした。
男性は初老率が高くて渋すぎた。
女性の声はどれもパッとしない気がしたけど、ささやき系にした。
アバターメイク|キャラクター|『XenobladeX(ゼノブレイドクロス)』公式ホームページ
ゼノギアスのマリアっぽいキャラも良かったけど、あの頭じゃ戦える気がしないのでさっぱり短めの髪の女性にした。
顔のモデリングがだいぶ良くなってる気がする。
ゼノギアスやゼノサーガEP1の頃の田中久仁彦さんの絵がよく再現できていると思う。
2章 フロンティアネット
オーバードと初戦闘。
ピカピカ光るアーツを選択してソウルボイスを成功させれば問題なく勝てる。
所属するユニオンを選べるようになったので、コレペディアンにする。
前作でコレペディアを埋めるのが楽しかったから。
しかし、コレペディアンに所属している人が少なく、ランキング上位を狙えないことに愕然とする。
3章 運命の解放者
迷いまくって、やっとこさ敵対異星人と遭遇。
われらが食材、タツを助ける。
タツの唯一の存在意義、ナビゲーションボールをここでゲット。もう道に迷うことはない。
4章 グロウス
この章から自由に探索して。どうぞって感じで投げ出される。
そもそもこの章に入るために、原初の荒野の調査率を上げないといけない。
戦闘もまだまだヒヨっこなのに、自分たちよりずっとレベルの高い原生生物の横をすり抜けていくのが恐ろしい。
メタルギアソリッドなみに隠れないといけない。
せめてブレイドエリアに闘技場があればと思う。
近くの優し気な原生生物で戦闘の練習をするのは気が引ける。
この辺から『R2ボタン+Bボタン』でオート走行できることに気づく。
レベルの高い原生生物から逃げっぱなしで、ずっと手が痛かったんだよ。
3章とは違う敵対異星人グロウスと遭遇。
敵ながらゲーティア様のお尻が素晴らしく、見惚れて一度負ける。
ゲーティア様の取り巻きを先に集中砲火して倒せば、戦闘は楽になる。
5章 マ・ノンの民
メニスナ谷(忘却の渓谷)でマノン人を救出。
ここの章が一番手間取った。
図体のデカイ敵は自分のレベルと同等だと、頑張らないと勝てない。
乱戦になると絶対負ける。
気候が雷になるとHPが削られていくのにイライラしていたら、主人公を含むNLAの住人すべてがBBというロボットらしい。
中の人はライフポッドに生身の人間として保管されているので、ライフポッドを確保するのが最優先!ということらしい。
プレイヤーもある意味中の人というわけで、アバターを最初に作っていたのがBBを作っていたのだと理解した。
その段階から私たちもゲーム内の登場人物だったのかと思うと、今まで微妙に感じていた部分に納得がいった。
オーバークロックギア(OCG)ができるようになるが、やり方が良く分からない。
取説を穴があくまで見るけど、やっぱり良く分からない。
ブレイドエリアに闘技場を……
グロウスはサマールという団体の一部ということが判明。
とあるお方に会いたいけど会えない巨大ガエルがラスボスなのか?
原初の荒野北の海にあるUSAのあれ、大事なセントラルライフなのでは?
自由に色々な所へ行けるから、ストーリー上は見ちゃいけないものを見ている気がしてドキドキする。
ヴァンダム司令に報告したいです。
■ 5章終了時
インナーレベル LV.21
ロングランサー rank.8
プレイ時間 26時間
空気主人公は、喋らないドラクエみたいなものだと思えばよいと考えていたけど、5章まで終えたらこのゲームの見方が少し変わった。
『星ひとつ作る』と同時にリアルと虚構の融合も目指していたんじゃないかなと。
だから、前作では便利だったどこでも時間を変えられる機能や味方を入れ替える機能を実装しなかったんじゃないかな。
リアルを目指せば、休憩することで時間は経過するし、サブメンバーは走っている姿が見えないのにいつでもメンバーチェンジできたらおかしい(最大8人で駆け回るという図も辛いし)。
ユーザーに不便さを味わわせることでリアルさを表したいのかなと思ったら、それまでの不便さが少し気にならなくなった。
このゲームで遊んでいる全てのユーザがブレイドに所属しているBBの中の人で、ゲームキャラと同じくクエストに参加したり原生生物を討伐したりと緩くつながっているわけで。
その観点で見ると、緩くつながるネットワークも、BBも、主人公がアバターである理由も全てきれいに収まるわけで、コンセプトとしては良くできているなと思った。
この辺を宣伝できたら良かったのだろうけど、そうするとネタバレになっちゃうのがジレンマだな。
制作者の意図は30時間近く遊ばないと感じることができないがこのゲームの不運なところ。
今までのゼノシリーズのストーリーのある主人公を疑似体験するのとは真逆。
主人公を空気にしないためには、自分自身がNLAの住人のようにロールプレイングすることが重要なのだ。
というわけで、私、テレビと喋りながらゲームしてます。
次は6章~7章です。ドールゲットだぜ!