読書メモも兼ねて、心が弱った時に読んだ本をまとめておきます。
少し浮上しかかった時に読むのがベストかな?
変わりたいという思い(エネルギー)がない時は、本の内容も頭に入らないと思うので。
号泣セラピー
- 作者: 竹内好美
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2011/11/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
装丁がきれい。
内容
1章~2章は、ストレスと泣くの関係。
3章は何がストレスになっているのかの把握。
4章が本題。初めて泣いた記憶をたどることで自分の考え方の歪みを把握する。
5章はアフターケア。自分の思い込みをチェック。
付録は、様々なストレス解消方法の列挙。
感想
4章を読むことで、『幼稚園の時、いじめられてたのをずっと我慢していたけど、我慢できずに泣いた私を先生が助けてくれなかった』というのが、私の歪んだ考え方の原点だということが明確に分かったのは良かった。
他人に弱みを見せても助けてもらえるわけじゃないと幼心に植え付けられたのが、大人になっても響いてくるとは思いもよらなかった。
それが分かった今でも、他人に頼らず自分で解決しようとしてストレスを溜めがちな面倒くさい性格がなかなか治らない。
でも、気付いたという一歩が多分大事。
いやな気分よさようなら
一時期かなり精神的にマズくて、ネットで検索していたらオススメされていた本。
試しに図書館で借りてみたら、辞書並みにぶ厚いのでビックリした。
全部は読み切れなかった。
購入して定期的に読むのも悪くないと思う。
内容
表の縦書きは認知療法について。後ろの横書きは薬について。
薬については、ちょっと内容が古い気がしたのであまり読んでいない。
翻訳したものなので、1章~2章まではムムム?と思いながら読んだ。
3章~5章までを読んで、5章で紹介している方法をどれか1つでも試すことができると、少し道が開けそう。
6章は相手との言葉のやり取りについて
7章は怒りについて
SEのためのうつ回避マニュアル
ストレスとは、ストレスが続くとどうなるのか、自分の問題解決パターンや現状把握、ストレスに対処する方法などが書いてある。
例がSEの人特有の悩みだったりそうでなかったりで、SE意外の人が読んでも一通り役に立ちそう。
付録にあるストレッチも写真付きで良い。
様々なチェック表があるのもよい。
- 作者: 株式会社ピースマインド,田中貴世,渡辺眞里子,石川賀奈美
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2008/05/21
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 38回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
内容
CKはチェック表の略。
1章.エンジニア過酷
2章.ストレスとは?ストレスにさらされ続けるとどうなるのか
3章.自分の状態をチェック
CK.問題解決パターン
CK.パーソナリティチェック(PACのあれ)
CK.現状把握シート(チェックすることで意外な要因に気付く。誕生日反応)
CK.自分年表(だいぶ元気じゃないとこれは辛い。過去を探るのは骨が折れる)
4章.ストレスに対処する方法
呼吸法。付録も一緒に眺めるとよい
感情(モヤモヤ)を意識する(3章も参考にするとよい)
ブレインストーミング
どれぐらい無理なのかを数値化する
少しずつ上に上がっているイメージを持つ
5章.言いたいことを上手に表現しよう
CK.認知チェックテスト
アサーティブコミュニケーション
CK.ビジネスでのアサーション
主体を自分に取りもどす
6章.身近にうつの人がいたらどうすべき?
感想
5章はあまり読み込めていないが、認知療法とアサーティブコミュニケーションについて、SEならではの例を使って説明している。
とりあえず4章まででおなか一杯になるので、そこまで飲み込めたら5章に飛び込むのが良いと思う。
6章の内容は、家族や同僚がなんかおかしいと思い始めた時に読んだほうが良い章。
声かけや話を聞くのが重要とあり、まぁそうだよなという印象。実際にぶっ倒れてからだとちょっと手遅れ。
5章にあるSE座談会は、ちょっと浮いている気がした。うつ回避できた人や復帰した人たちの座談会だったらもっと良かったように思う。
ここは元気のない人は読まないほうがよさそう。
他にも色々読んでみたけど、自分が何にストレスを感じているかを把握し、それを正確に客観的に冷静に相手に伝え、相手とうまく調整できるようになろうという内容が多かった。
自分が何にストレスを感じているかを把握するのは、自分の弱さやダメなところに目を向けることであり、ここが一番辛い気がする。
相手に伝えることや調整も、相手の出方によってさらにストレスが溜まるので、それを回避する方法も前もって準備しておく必要がある。
本を読んで少しずつ実践していこうと思うけど、なかなか難しい。
変わりたいという気持ちを忘れずに、少しずつでも向上できるように毎日過ごしたいと思う。