今日一番おいしかったもの

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原作読んでなくても4話目まで乗り切れれば楽しめたアニメ

この2年ぐらい1クールでアニメを2~3コ録画して見るのが習慣になってます。
ドラマだと1時間かかるのがアニメだと半分で終わるのがいいと思います。
つまりドラマ1本分でアニメ2本見られる!

この2年間で原作読んでなくても面白かった3作品をまとめます。
ただし、4話目ぐらい目までは我慢して見る必要があると思います。

絶園のテンペスト

TVアニメ「絶園のテンペスト」
2009年8月~2013年4月まで月刊少年ガンガンで連載(全10巻)。
2012年10月から2013年4月までの2クールBS-TBSで放送。

ある日、魔法使いの姫君が樽に詰められ置き去りにされた。
ある日、ひとりの少女が唐突に殺され、犯人が捕まらず時が過ぎた。
そしてある日、復讐と魔法をめぐる、時間と時空を超えた戦いが始まった!
公式サイトより引用

これだけ抜き出すと厨二アニメっぽく、実際3話目ぐらいまでオサレ魔法合戦に巻きこまれた主人公吉野と真広という図なんですが、まともかと思われていた吉野ってちょっとおかしいんじゃないの?と4話目ぐらいから気づき始めるのです(真広は最初っから突き抜けてる)。

8・9話目で敵側である左門さんがその吉野に振り回されてモヤモヤしちゃう所なんて笑いが止まりません。
あれ?これってこんなアニメだったっけ?といい裏切られ方をしてから評価が変わりました。

2クール目はラブコメ風になって序盤では想像できなかったくらい軽い感じになっていくんですが、EDを見るごとになんだか切なくなっていくっていう。
ナニコレどこ目指してるの!?って再度裏切られるのです。

18話目の吉野の感情吐露する場面では涙が出るってアレ?さっきまで『吉野の彼女は誰だ会議』で笑ってたのに?どうしたんだろ私ってなるのです。

愛花を殺したのは誰かっていうのと世界を滅亡から救うっていうストーリの2本柱に直接主人公達関わらないっていう点もちょっと面白かったです。
愛花ちゃんのビデオレターの最後の悲しそうな顔もキュンときた。
こういう所が細かく演出されているな点も評価が高かったです(後で原作見たらここはちょっと違ってましたけど)。

ハムレットとかテンペストの引用は全く分かりませんでしたが、とりあえず4話目ぐらいまでは我慢して見ようという気持ちが生まれたキッカケの作品。

アニメ&原作終了後も番外編&後日談が少年ガンガンで掲載されていたので漫画図書館に行って読みました。
あの人とあの人がくっつくなんて!!とまたもや裏切られました。


有頂天家族

TVアニメ「有頂天家族」公式サイト
2007年9月に幻冬舎から発売された小説。作者は森見登美彦
2013年7月から同年10月までの1クールBS11で放送。

千年の都・京都。ここでは古来より、人に化けた狸と天狗が、人間に紛れて暮らしていた。
糺ノ森に住む狸の名門・下鴨家の父であり、狸界の頭領「偽右衛門」でもあった総一郎はある年の瀬、人間たちに狸鍋にされ、帰らぬ狸となってしまった。
遺された息子たち「下鴨四兄弟」の三男で「面白く生きる」がモットーの矢三郎と、それを取りまく狸と天狗と人間たちの奇妙で多彩なキャラクターが繰り広げる奇想天外なコメディドラマ。
父の死に秘められた真実とは? そして長男・矢一郎は次期「偽右衛門」になれるのか?

Wikipediaより引用

また序盤で近親者が死んでる作品を選んでしまいましたが、家族愛あふれる狸達の『面白きことはよきことかな』が詰まった作品です。
特に母さん狸が可愛い。

絵はあんまり好みじゃないなと思っていたのですが、TARITARIが面白かったP.A.WORKSの作品だったので見ることにしました。
最初は主人公の矢三郎の語りが息をしてるのか心配になるほど続くので、夜中に見るとほどよく眠くなるのですが、4話目のハチャメチャ花火合戦で目が覚めるのです。
その後各話で言葉にするのは難しいけど、なんだかジンワリくるのです。
クライマックスは誰が次の狸鍋になるのかでドキドキするんですけど。

アニメを見た後に原作本読むと、矢三郎の声が脳内で再生されてアニメのあのキャラ達が動き回ります。
原作をきれいにアニメ化したなと感心しました。
このアニメでP.A.WORKSの株がまた上がったので凪のあすからも視聴することになります。

有頂天家族

有頂天家族


夜桜四重奏 ハナノウタ

TVアニメ【夜桜四重奏 -ハナノウタ-】公式サイト
月刊少年シリウスで連載中(15巻まで発売)
2013年10月より12月までの1クールBS11で放送。

人間と妖怪が共存する桜新町に続発する、乱射魔事件に犬の妖怪化などの奇怪な事件に、4人の猛き美少女とクールな少年達が立ち向かう。

Wikipediaより引用

何度かアニメ化されているらしいですが、全く知らず。
桜新町という自分が知った地名が気になって見始めたアニメです。
序盤なんの恥じらいもなくパンチラというかパンモロがあるので、ハーレム日常アニメかと思っていました。
世界観について語りだす3・4話目ぐらいからやっとついていけるようになります。
絶園のテンペストの法則がなかったらきっと2話目で視聴中止してたと思います。

町同士の抗争とか敵っぽい妖怪(半妖?)とか出てきてドンパチし始める5話目からはまりだしました。
バトルの動きとか次回への引きとかすごくうまい作品だと思います。
6話目・7話目は少年漫画ぽっくて熱かった。

まだ原作終わってないので、敵役の人がバイバイキーンといなくなってしまって決着つかずでしたが、続きを是非このメンバーで作ってほしいなと思います。


あとOPとEDがすごくいい。
いつもはOPとEDは飛ばしちゃうんですが、このアニメだけは両方ちゃんと聞いてました。
OPはタイバニで有名になったUNISON SQUARE GARDENで、EDはphatmans after schoolです。
phatmans after schoolの『ツキヨミ』は久しぶりにシングルCDを探しに行くほど良かったです。
ビジュアルは常に熊という謎なグループ。BUMP OF CHICKENに似ていると言われますがそんなことはないと思います。
2011年にデビューしたばかりなのでこれから頑張ってほしいです。

ツキヨミ

ツキヨミ

  • phatmans after school
  • Rock
  • ¥250



広島にはテレビ東京系がないので、アニメはBSかCSが命綱です(隣の岡山県にはあるのに!!)。
今流行りの妖怪ウォッチはCSのキッズステーションでしか見られません。

できればBSでやってもらえるとハイビジョンで綺麗なアニメが見られるので嬉しいなと思う毎日です。

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