2013年2月24日に実施された第133回日商簿記3級に受かりました。
使用したテキストや勉強時間をまとめます。
自分のスペック
・簿記に関する知識ゼロ
・大学時代は地学専攻(なんちゃって理系)
・2年前までPCを扱うサラリーマンだった
・小学生低学年の子どもを持つ専業主婦
勉強した期間
35日間(1/9~2/23まで。ほぼ平日のみ)
総勉強時間
88時間(平日平均3時間)
勉強プラン
勉強プランは下記で紹介するテキストの最初のページに従いました(1日3時間1ヶ月コース)。
◆15日間
テキストを1章ずつ読む(その中にある問題も解く)
対応した章の実戦問題集を解く
↓
◆4日間
実戦問題集についている本試験の設問ごとの傾向や模擬試験などを解く
↓
◆11日間
過去問を解く(最新3回分含む)
↓
◆4日間
予想問題を4回分解く
3級は午前9時試験開始なので、大体同じぐらいの時間帯で解く
↓
◆前日
過去問で出来ていなかった問題を解く
使用したテキスト
Amazonアソシエイトプログラムに参加しているので、下記リンクからAmazonに私のIDつきで飛びます。
テキスト
- 作者: 南伸一
- 出版社/メーカー: 成美堂出版
- 発売日: 2012/04/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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テキストとリンクした問題集
- 作者: 南伸一
- 出版社/メーカー: 成美堂出版
- 発売日: 2012/04/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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過去問
133・134回検定対策 出題パターンでマスター過去問題集 日商簿記3級
- 作者: TAC簿記検定講座
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2013/01/16
- メディア: 単行本
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予想問題集
- 作者: 簿記の教室メイプル
- 出版社/メーカー: 成美堂出版
- 発売日: 2012/12/17
- メディア: 大型本
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メイプルのテキストを選んだ理由は本屋で一番薦められていたからと、表紙に書いてあるクマとウサギのキャラが一緒に授業を受ける仲間な感じで、初心者でも取っ付きやすいのでは?と思ったからです。
一番最初のページに、割ける時間ごとの勉強法が書いてあったのも参考になり非常に良かったです。
過去問がTACなのは、成美堂のが見つからなかったから。
解説の違いを確認することで理解が深まったので、違う出版社の問題集を解いたのは良かったと思います。
各テキストの所感
テキスト
- 作者: 南伸一
- 出版社/メーカー: 成美堂出版
- 発売日: 2012/04/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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度々登場するクマが「ここ分からない!!」って言う所が『私も分からない!!』と共感できるのも仲間意識が生じて良かったかと。
その章の難易度が最初に提示されているのも良かったです。
ただ、まとめや図解がうまくないと思います。
あと、計算式が全部の回答に書いてあるわけではないので、数字があわない理由はなんなのか分からなくて嫌になる時があります。
自分で要点をまとめる作業が必要だと思います。
損益勘定のところや決算処理のところは1度読んだだけでは分からず、問題解いてはこのテキストを何度も読み返さないと駄目でした。
テキストとリンクした問題集
- 作者: 南伸一
- 出版社/メーカー: 成美堂出版
- 発売日: 2012/04/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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問題数は少ないので過去問をやることは必須だと思います。
3章おきにある本試験型問題がとても良かったと思います。
本来の試験は2時間ですが、1時間で勉強した章までが分かっていれば解ける問題形式になっています。
かなりその章までが分かってないと合格点(70点以上)は取れないので、どの章が苦手なのかが早めに分かって良かったです。
ただ、解答用紙がついてないのが不満です。
ダウンロードして印刷できるのですが、その作業が面倒くさい。
問題集に直接書き込むにしても書き込みやすい紙質じゃないので、ノートに精算表のフォーマットを手書きしてました。
過去問
133・134回検定対策 出題パターンでマスター過去問題集 日商簿記3級
- 作者: TAC簿記検定講座
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2013/01/16
- メディア: 単行本
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設問ごとにパターンと過去28回分の過去問から抜粋したものを難易度順に掲載しています。
目安の時間も書いてあるので、ストップウォッチ片手に解きました。
解答に勘定を添えて書いてあるのがとても分かりやすくて良かったです。
第3問と第5問が一つ一つ時間がかかりすぎるので、似たような問題は手をつけることが出来ずに終わってしまいました。
予想問題集
- 作者: 簿記の教室メイプル
- 出版社/メーカー: 成美堂出版
- 発売日: 2012/12/17
- メディア: 大型本
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予想問題が4回分あります。
試験と同じような紙、受験番号などを書く欄などがあるのが良かったと思います。
試験を受けるのは久しぶりなので、受験番号を書き忘れないようにしようと強く心に誓えました。
で、実際予想は当たったのか?という点をまとめると、
第1問 5問中4問がほぼ予想問題どおり
第2問 はずれ(第113回目と同じ)
第3問 はずれ(第104回目と同じ)
第4問 予想問題1の通り
第5問 予想問題1、2の傾向
第3問は元にしている表が違うだけなので、4回予想問題を実施すれば全問正解にはならなくても部分点で合格できると思います。
試験会場前で簿記教室の人が配っていた最終仕訳問題がほぼ丸っと同じだったので、そっちの方がインパクトが強かったです。
簿記を受けようと思った動機
とある事情で仕事をしない専業主婦をしてますが、未来に投資できるような時間を作ろうと思ったのがキッカケです。
2級から受けようかなと思いましたが、2級のメイプル先生の本に「3級の勉強が頭に入ってないと無理」とあったので、素直に3級から受けることにしました。
いつか自分が商売を始めた時、また会社に勤め始める時、意図せずデイトレーダーになった時、役に立てばいいなと思っています。
資本主義な国に働く人であれば3級ぐらいの知識があっても良いのかなと勉強してから思いました。
食わず嫌いだったけど、もっと早くに勉強しておいても良かった。
2級に向けて
簿記の勉強を始めるなら、最低でも2級は取らなきゃと思っていたので、3月1日から勉強再開しました。
今使っているテキストはコレです。
簿記の教科書 日商2級 商業簿記 (TAC簿記の教室シリーズ)
- 作者: 滝澤ななみ
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2012/03/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 1回
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簿記の教科書日商2級 工業簿記 (TAC簿記の教室シリーズ)
- 作者: 滝澤ななみ
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2012/03/01
- メディア: 単行本
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3級の時にTACの過去問の解説が分かりやすかったので、テキストをこっちに変えてみました。
まだ4章ぐらいまでしか読んでないですが、テストに関することだけを簡潔に図解している点が良いと思います。
こっちに書いてある勉強法は
テキスト読んで基本問題を解く(最低2回)
↓
問題集を解く(セットになっている問題集は試験の設問ごとに分類されているもの)
↓
過去問や予想問題集を解く
となっているので、全体を理解してから問題を解く方式に自分が合っているかどうかが試されるかなと思います。
メイプルの時の小話的なコラムや可愛い動物の絵が無いのが少し寂しいですが、効率的かも。