2015/4/18から公開している『ドラゴンボールZ 復活のF』を見てきました。www.dragonball2015.com
↓前回の映画の感想
tamansa.hatenablog.jp
配布冊子も無事ゲットです。
前売り券を買うのが遅かったので、フリーザ様はなくなっており、悟空のみという体たらく。
踊る走査線大捜査線にしても、トリックにしても、一番最初が一番面白かったという経験上、今回は全く期待せずに行きました。
感想を一言で言うと、
『予想していたよりは面白かったけど、バトルよりなので前回の方が私の好み』
でした。
前回はキャラクターフル出演の同窓会的な要素や小ネタ要素が多くて、それらを楽しむ映画という感じでしたが、今回は、前回悟空が倒しきれなかったフラストレーションを解消するための映画という趣旨だったと思います。
でも、敵が戦闘力53万のフリーザ様なんで(劇中で130万まで上げると豪語してますが最終的にはどれぐらいになったんだろう)、
なんとなくどうなるかは察しがついているわけで、
それを思うと絶望感とかハラハラドキドキ感が少なかったのもちょっと残念なところでした。
フリーザ編のオマージュというか再現な部分がところどころに散りばめられているので、一度復習していくと、より楽しめる気がします。
予想外に良かったのは、ジャコの奮闘ぶりと亀仙人の強さです。
ジャコがあんなに喋って動くとは思っていなかったので、感動です。
銀河パトロールジャコを知らないと、ダレダコレ状態かもしれませんが、これを機にジャコの単行本が売れますようにと思いました。
ジャコはドラゴンボールの前日譚的扱いになっていますが、ギャグや間の取り方、キャラクターの描き方が最高なので、とても面白いです。
鳥山先生はやっぱり天才だと再確認したコミックですので、ぜひ読んでみてほしい一冊です。
- 作者: 鳥山明
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/04/04
- メディア: コミック
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亀仙人があんなに戦っているのは久しぶりに見た気がします。
ヤムチャより強いんだろうなと思ったら、ヤムチャに対する切なさが増しました。
p-bandai.jp
ヤムチャフィギュアの大きさが小さくなってる……切ない……
悟飯は優しいので、敵でも殺さないってところが地味に盛り込まれていたのも良かったと思います。
強さを求める悟空とは対照的に、休みの日お父さんジャージで戦闘に参加する姿は、悟飯はやっぱり悟飯だと思えて良かったです。
あとは面白かった小ネタを羅列します。
小ネタはネタバレを含むので、閲覧注意です。
- パンちゃんのお守りをするピッコロさん可愛い
- クリリンの髪の毛剃るシーンが良かった(18号嫁はやっぱり素晴らしい)
- クリリンの携帯の着信音がONE PIECE(田中真弓つながり)
- 悟空とベジータが胸に同じマークを付けているのでチーム感が出てる(クリリンは変わらず亀マークなのも良い)
- 天津飯『チャオズとヤムチャ(←NEW)は置いてきた』
- 悟飯がメガネをスチャって取って、スーパーサイヤ人になるところが、メガネ男子好きには超萌えポイント
- ツンツンしながら悟空と手をつないで瞬間移動するベジータ
- ベジータの忠誠心を疑わないフリーザ様
- フリーザ編で見られたフリーザ様への恐怖心を克服した姿を披露するベジータ
- 素敵な地球の地獄でキラキラライフを送るフリーザ様
パンフレットでは、悟空役の野沢雅子さんが2000歳まで生きると言っているので、いつまでも新しいドラゴンボールが見られるといいなと思いつつ、そんなにコンスタントに作っていたら鳥山先生が疲弊しそうだなと思いました。