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サカサマのパテマ(DVD)感想(途中ネタバレあり)

TUTAYAで1週間レンタルになっていたので借りてきました。
映画『サカサマのパテマ』オフィシャルサイト

事前情報なし。そういえばCMで予告を見たことあるかも程度です。

男の子と女の子がサカサマに抱き合っているなんて興味が沸くじゃないですか。

あらすじ

空を見上げることを忌み嫌う世界<アイガ>に住むエイジが、地底世界から降ってきたパテマというサカサマ少女と会う。
サカサマ人は罪人だと教えられてきたエイジは、パテマを匿い、地底世界に帰すと約束するが…
サカサマ・トリップ・スペクタクルらしいです。

アイガに住むエイジにとっての空は、サカサマ少女パテマにとっての底なし沼で、視点がコロコロ変わります。
最初の内は、何がなんだか分からないのですが、段々分かってくるとなるほど~と思います。

↓こんな感じの世界観です。

ネタバレなし感想

あれ?思ったより面白い。そして展開が異常に早い(なんとかついていける早さ)。
最初のスタッフロールで、文字がどんどん上の方に飛んでいく演出はとても良かったと思います。
短い時間でこの物語の世界観を端的に示していました。

冒頭の話運びや絵の雰囲気から、
ジブリか?
パテマはナウシカか?
いやいやエイジはパズーか?
って思う部分もあるのですが、視点がコロコロ変わるように、物語もクルクルと変わって少しずつ世界の謎が分かっていくので、段々気にならなくなります。
(終盤ムスカっぽいロリコン爺が出てきますが、庇護愛が刺激されたと思えば…)

立場変われば天井変わるって感じで、パテマもエイジも互いにサカサマ状態を経験します。
自分が知る世界とは違う世界に行って立場が入れ替わるので、
ひとつめのくにを思い出しました。
ひとつめのくに

この世界での「サカサマ」っていうのは、自分達とは異質のものを指したり、蔑んだりする時に使われています。
先生がエイジを罵る時、「お前の脳みそはサカサマか!」みたいに。

でも、エイジが地底世界の族長代理に「サカサマはお互い様だろ」って言い放つんですよね。
ここがとてもいいなと思いました。

私にとっての良い物語は、「対」になっていること(特に男女が成長していくストーリーの場合)だと思っているので、それがとても良く表現された作品だと思いました。

掴まる人の体重によってシーソーみたいに落ちる方向が違うっていうのも面白かったです。
誰を選んで探索するのかっていうゲームが作れそう。

以降ネタバレするので、続きを読むでたたみます。
見る予定の人は読まない方が賢明です。






ネタバレあり感想

見終わってからパッケージ見ると、ネタバレしてるんですよね。
上に向かっていくエイジをパテマが捕まえてる。
サカサマのパテマだったら、パテマをサカサマにすべきだもの。背景にまんまと騙されました。

罪人はそっちじゃないだろうとは思ってましたが、世界をクルクル回すことでそれを見せるやり方が面白いなと思いました。

で、最終的に私が理解した世界はこうなりました。
数字は、明らかになっていく世界の順番です。

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③の空のようで実は一番地下深くの世界だったアレは何だったんでしょうか。
最初は夜明けが来て太陽のせいで熱くなったと思っていたのですが、地下だと説明がつかない(マグマ?機械化された星?あれが重力装置?)。

結局ここは地球じゃなかったのでしょうか?
見えている衛星が月じゃなかったし(輪っかがあった)。手帳は英語で書かれていたけど。

この辺は端折られて(最後は猛烈なスピードで駆け抜けていった)ので、詳細不明ですが、まぁ良しとします。
この二つの相容れない種族がどう折り合いをつけて暮らしていくかは定かではないですが、きっとうまくいくってことで。


ラゴス君はちょっと不憫でした(最初から分かってましたけど)。
網投げ名人の人と「いやいや、俺らの方がショックだから、失恋とか全然だから」と裏でヒソヒソ話しているのが笑えました。


※追記
③の天井の謎が解けました。アイガの人達にとっての空装置(昼や夜を制御する)だったみたいですね。
ちょっと考えれば分かりそうなものを…。
感想さらうと微妙説もあるけど、私は面白いと思ったよ(断言)。
ネタバレあり。サカサマのパテマのあらすじ・考察をまとめてみた。|感想・レビュー