以前今季見ているアニメを紹介しましたが、
アルドノア・ゼロが、予想通りスレイン君を愛でるだけのアニメになりつつあります(私の中で)。
いや、毎週楽しみに見ているんです。
眠い目をこすりながらリアルタイムで視聴し、ひとしきりブツブツつぶやき、平日に録画で再視聴するぐらい楽しんでいるんです。
でも、色々モヤモヤするのです。
3話目までは他の人にも勧めたいぐらい面白かったのに、このままだと私の中のキャプテンアース枠に入ってしまう(超危機感)。
というわけで10話目以降も自分が楽しく見られるために整理したことを書こうと思います。
10話まで見てない人はネタバレするので注意してください。
↓以下ネタバレするのでたたみます。
まずはモヤモヤポイント(特に10話)
- 種子島から一戦もせずにロシアの基地に到着できる謎(ここはもう諦めてる)
→ガンダムのホワイトベースだって襲撃受けたり、塩探したりしてたのになぜ平和に到着できるのか?火星と戦争中でしょ?
→戦争中のはずが、3話以降は火星人面白ロボットショーになり、最初の緊迫感がなくなっている
- 人工呼吸は気道確保して!あと疲れるので交代すること(講習経験者談)
→イナホさんはなんで一人での人工呼吸に固執したんでしょう。え?これが惚れてるっていうこと?
→惚れてるとしたらどの段階で惚れたんだ。目が合っただけで惚れたんじゃチョロすぎるよ。イナホさんはそんなキャラじゃないよね?
- 立派なロボに乗っているザーツバルム卿の嫁さん(婚約者)が死んで、戦車外のマリト大尉が生き残る謎
→どういうことだよ(憤怒)
地球側主人公イナホと火星側主人公スレインという対比表現は、よくできていると思うんです。
イナホ | スレイン |
地球側地球人 | 火星側地球人 |
友達多い | 独りぼっち |
常に冷静で優秀かつ万能 | やること裏目の不幸属性 |
人工呼吸で姫の命を救う←New! | 人工呼吸で姫に命を救われる |
しかし、イナホさんの冷静沈着万能さの裏付けが全く視聴者に見えないところや、上記モヤモヤポイントのせいで純粋に楽しめない感じになっているのです。
そんなモヤモヤした気持ちで、10話の感想を色々読んでいたら、イナホは実は火星人じゃないか説が浮上しているのを見かけました(ザーツバルム卿と婚約者の子ども説)。
その説が当たっていて、自分がユキ姉と血がつながらない兄弟で火星人だということをイナホ自身が前から知っていたとしたら、色々納得できるかも。
- マリト大尉以外にも生き残った人(ザーツバルム卿婚約者妊娠済)がいて、その人はイナホの母ちゃん。
→モヤモヤポイント3解消!
- 自分が火星人だと分かっているので生粋の火星人に甘い
→ライエや姫に甘い(特に姫様は初めて見た火星人のはず)
- 姫にアルドノアドライブについて根掘り葉掘り聞いていた(キスがポイント?)ので、自分以外の人に姫と接触させるわけにはいかなかった
→モヤモヤポイント2解消!
ついでにココがきちんと対比状態になる
イナホ | スレイン |
地球側火星人←ココ | 火星側地球人 |
自分の出身地とは逆の立場で、両者が争っていくという設定を隠すためにイナホの描写があんな風なのだったら、少しは納得いく気がしてきました。
きっと、
イナホは実は火星人なんだ!!
なんだってーーー!!
と視聴者を驚かせるために、イナホさんはよく分からない人を装わされているんだ(断定)。
イナホさんはただの冷静沈着のいい奴ではなく、何か裏があって内に狂気を秘めたキャラであってほしいのです(希望)。
姫様に惚れつつも自分が良いように利用しているような狡猾さがほしい。
このまま、姫をめぐる三角関係じゃあまりに陳腐でつまらなさすぎる。
というわけで、イナホさんは火星人だと思って残り3話見ていこうと思います。
1クール目のオープニングの歌詞が丸っきりスレイン君の心情なので、2クール目はイナホさんの心情が分かるような曲になるといいなと思います。
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※ちなみにこの記事で、スレインが君付け、イナホがさん付けになっているのは立場がそんな感じだからです。でもスレイン君の方が1歳年上で身長も高いらしい。